概要
東シナ海側から南へと連なる長雲山系と、太平洋側から続くジョウゴ山系に挟まれた平地に展開する集落。昭和40年に役場の庁舎が瀬留集落から現在の位置に移設され、以降、昭和50年の町制施行の時期にかけて、人口が増加した。
龍南中学校、中央公民館や保健福祉センター、体育文化センターなどの公共施設に加えて、医療機関や金融機関などが建ち、町の中心部として発展。
荒波地区、赤尾木地区、内場地区に分岐する交通の要衝、役場前の交差点のそばには、「テリャ」と呼ばれる小高い丘があり、この丘の下には「とうしめ」が残っている。
また、浦の人々は、何事に対しても一生懸命努力をするということから、「ウラコンジョウ」という言葉が生まれた。
大阪地裁判事、衆議院議員、和歌山県知事を歴任した名誉町民、金井正夫氏は、そういう浦集落の気風が育んだと言えるだろう。
大阪地裁判事、衆議院議員、和歌山県知事を歴任した名誉町民、金井正夫氏は、そういう浦集落の気風が育んだと言えるだろう。