概要
海辺に沿って民家が細長く展開する集落で、赤尾木湾・笠利湾・龍郷湾などの穏やかな湾に面しているため、もずく、クルマエビ、かつては真珠の養殖等が盛んに行われてきた。
近年はホテル・ダイビング業が進出し、別荘等が立ち並ぶなど、リゾート用地として注目されている。
そのためか、他の集落と比較して内地からのIターン者の割合が多く、転勤族等を含めると約1割は他市町村の出身者が占めるようになった。
方言では、「アッショ」と呼ばれているが、「山脚の所に集落が点在している」ことが関係しているという説も。
また、芦徳の人々の気質を評して、「アッショ着だおれ」といい、芦徳人の身綺麗な一面を表している。
名誉町民
大正3年1月に龍郷町芦徳で生まれた。赤徳高等小学校、旧制県立大島中学校、旧制大阪高等学校を経て、昭和14年3月、東京帝国大学法学部を卒業し、満州国政府に勤務、アジア太平洋戦争時には陸軍主計大尉となり終戦を迎える。戦後、福島県いわき市に居住し、昭和22年福島県議会議員に当選、昭和28年参議院議員として12年、衆議院議員として6年、計18年余りにわたって国政に勤めた。
龍郷町名誉町民第1号
龍郷町名誉町民第1号
見どころ
倉崎海岸
倉崎海岸画は、奄美でも有数の美しい海岸の一つ。砂浜も白く美しい砂浜で、サンゴの欠片がたくさん落ちている。海も美しく、波も比較的穏やかで、ゆったりした気持ちで鑑賞したい海岸。
また、このビーチに行くまでの道のりも絶景だらけ。特に主要幹線でもある国道58号線から倉崎海岸方面に入ると、そこから先はまさに「シーサイドロード」。ダイビングやウィンドサーフィンのメッカでもある。