嘉渡
概要
大島紬の図柄で最も有名な「龍郷柄」発祥の地であり、大島紬の生産が盛んに行われてきた。集落内にある織工養成所では、最近町内でも耳にすることが少なくなった機織りの音が響いてる。
「良い(嘉)港で、大海に通じる(渡)」という意味が集落名の由来と言われているそうで、大昔からさまざまな船が出入りし、活気に満ちた集落だったよう。また、嘉渡は「嘉渡根性」とも言われ、集落会で議論を尽くし決議したことは一致団結して邁進する気風のシマだと言われている。
現在、龍北中学校のある場所には、戦前30余りの高倉群がありましたが、戦時中に軍の食糧庫と間違えられて、空襲に遭い焼失してしまったそうである。
地図
error: Content is protected !!