概要
平瀬マンカイの祭りは午後4時頃、夕方の満潮に合わせて祭りを行う。
ショチョガマが田や畑山の神々への豊作祈願であれば、平瀬マンカイは海の彼方(ネリヤ)の神々への祈願。
神平瀬には5名のノロ役の女性が岩に登り、女童(メラベ)平瀬には男性3名(ノロの補佐役、シドワキ・ウッカム・グージ)・女性4名が岩に登り、女童平瀬の女性は太鼓を打ち鳴らし、神平瀬と女童平瀬とで唄の掛け合いが行われ、海の彼方の神々への豊作祈願が行われる。
それが終わると、神平瀬では合掌し祭詞をとなえ、ネリヤの神に対する礼拝で祭りを終了。その後、浜に下りて八月踊りを行う。
特徴
国の重要無形民俗文化財 〜秋名のアラセツ行事〜
平瀬マンカイは、ショチョガマとあわせて「秋名のアラセツ行事」として昭和60年1月12日に、国指定重要無形民俗文化財として指定されています。
県の無形民俗文化財
平瀬マンカイ単体では、県指定無形民族文化財に指定されています。