奄美には猛毒を持つハブが生息しています。
奄美の森にハブがい ることで自然が守られてきたということもありますが、人の領域 に現れたハブは危険です。
ハブは太陽の光が苦手で夜行性のため、日中は茂みの中や穴の中 に潜んでいます。冬でも冬眠することはありません。むやみに草むらの中に入らず、夜道を歩く時には懐中電灯を持っ て足元に気をつけましょう。
万が一、咬まれた時には周りに助けを求め、走ったりせず安静を保つことが大事です。傷口より心臓 に近いところを縛って毒が体内に広がるのを遅らせるとともに、 できるだけ早く病院に行き、血清などの治療が必要です。
ハブに咬まれないために
- 夜道は道路の中央を歩く。
- 不用意に草むらに入らない。
- 夜は照明を持って歩く。
- 草むらに入るときは深い長靴を履き肌の露出を避け、棒で叩きながら進む。
- 小屋などに入るときは、上下左右・頭上を確かめてから入る。
- 山や森に入るときには、地元のガイドに案内してもらい、ガイドの指示を守る。
備考
写真提供:原ハブ屋奄美 https://harahabuya.com